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 お役立ち情報〜メールマガジンバックナンバー <彩の地酒だより Vol.9>

彩の地酒だより Vol.9 真人,臥龍梅,南,景虎入荷 怪しくも魅惑的なお酒:どぶろく考(後編)

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 Vol.9
          最新入荷情報 : 真人,臥龍梅,南,越乃景虎

               怪しくも魅惑的なお酒 : どぶろく考(後編)

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3月に入り、ずいぶん暖かくなりましたね。

桜の開花ももうすぐそこ、お花見といえばお酒、宴を盛り上げます。

そこで、今回はお花見に最適なお酒をご紹介します。

まずは、前回のメルマガでご案内しました「真人」です。

「真人」と書いて“まなびと”と呼びます。

「真人」は、荘子の言葉から日本酒を愛する真ともな農・醸・商・飲の四者がそれぞれに

夢とロマンを感じるお酒でありたいとの思いで命名しました。

お酒を利いてみると、色は黄金色(濾過していない)含み香芳醇な旨味があるが、キレの

良いお酒です。常温かお燗が美味しい。油のしつこい料理(中華料理)にも合います。

因みに、このお酒はdancyu3月号(カップ酒えらいぞ)にも掲載されました。

お次は、臥龍梅 純米吟醸無ろ過生原酒 静系88号のご紹介

静岡県が新たに開発した酒造好適米、静系88号を用いた純米吟醸酒です。

サンプルの酒米を見たのですが、見た目に逆らわずデリケートで柔らかく綺麗な味と香り
です。

「NPO法人ウイメンズ日本酒会」という団体をご存知でしょうか?

「生涯にわたり文化的、健康的に日本酒を楽しみながら暮らせる社会の実現に寄与する
ことを目的とする団体」だそうです。

そんな女性の視点から選んだ「選んで楽しい日本酒 美味しい!欲しい!こう使う!」と
いう本が1月31日に出版されました。

女性ならではのきめの細やかさで250点以上の日本酒が紹介されている楽しい本で、
臥龍梅も3点ほど掲載されています。

興味のある方は、下記の連絡先まで

〒105-0013 東京都港区浜松町2-3-2 磯山第2ビル1F 銘酒センター内
TEL 03-3433-4447

さらに、南 無ろ過純米中取り、南 無ろ過純米吟醸のご紹介

期間限定出荷の無ろ過生 南は、毎年6月ごろにはすべて売り切れてしまう超人気商品
です。

サンプルを利いてみたのですが、今年も良くできており、米本来の旨みがあり、抜群のコクと
キレでさらりとした口当たりが特徴です。

最後に、越乃景虎名水仕込純米吟醸生のご紹介

こちらの商品は、まだ入荷しておりません。3月下旬頃の入荷予定です。(HPにてお知らせ)

お酒の特徴ですが、生々酒のため含み香柔らか、それでいて切れの良い後味。

期間限定商品ですので、発売されるまでお楽しみに。

お次は、お題目であるどぶろく考(後編)のお話です。

その3 もうひとつあった意外な「どぶろく」

さて、味わう話はちょっと置いておきまして、昔からの「どぶろく」というのは、意外と身近に
あるのです。

おじいちゃんの家の床下から「どぶろく」が出てきたとかいうこともありますが、それとは別の
話ですよ。

神社のお神酒がそうです。

昔から神社では神様に奉納するお酒として、「どぶろく」を製造してきました。

今でも自分たちで造っている神社もありますが、県の酒造組合の紹介で、酒蔵に引き
受けてもらっているところもあるそうです。

酒蔵は依頼を受けた神社のお神酒をまとめて製造します。

酒造りの大変さと品質の面を考えれば、当然の流れかもしれませんね。

そうした酒蔵のひとつ、三重県のタカハシ酒造に話を伺いました。

こちらの酒蔵では戦前の昭和初期から製造を委託され、伊勢神宮をはじめ県内800
もの神社のお神酒を造っています。

お神酒としての「どぶろく」も「その他の雑種」の税種に組み込まれ、この度の税法改正
による増税は悩みどころのようです。

そのように製造されている「どぶろく」なので、当然、市販の免許でもあります。

私たちはやはり自分の口に入ることを期待しますが、タカハシ酒造では、お神酒としてしか
「どぶろく」を製造していません。

「お神酒と同じようなものを売ったら、神様が怒りますよ」という高橋社長。(笑)

もちろん神様は怒らないでしょうが、道徳上笑顔で頷くしかありません。

その4 「にごり酒」、その白濁が宿すもの

前回のメルマガに書いたように、「どぶろく」と「にごり酒」の違いは、「濾してる」かどうかです。

その濾し方はさまざまで、にごっているお酒には呼び方もいろいろあります。

よく見かける「うすにごり」「かすみ酒」「おりがらみ」などは、比較的にごりが少ないお酒に
使われる呼称。

呼び名に規定はないので、名称からは蔵の思いが読み取れるかもしれません。

新酒のこの時期には、にごり酒がよく似合います。

雪にたとえて「雪見酒」とも言われるくらいですから。

近頃は「にごり酒」も新酒の季節には、生酒の状態で見ることが多くなりました。

まだもろみが発酵している状態なら、発泡のお酒になります。

もろみの中の糖分が、発酵によってアルコールと炭酸ガスに変わるからです。

この「活性にごり酒」が最も「どぶろく」に近いお酒と呼べるかもしれません。

ただし、中の酵母が活発であるほど、その発泡も強いので、開栓時には注意が必要です。

栓を抜いた途端に中のお酒が天井まで噴き出し、瓶内の半分以上のお酒が床に飲ませ
ちゃったという話も少なくありません。

特に、栓にガス抜きの穴が開いていない「活性にごり酒」は、揺り動かした後はしばらく
落ち着かせ、シャンパンよりも細心の注意で、少しずつ栓を開けるようにしてください。

こういった「にごり酒」、特に「活性にごり酒」は、バターや油を使った料理などにも良く合う
ようです。

お神酒で登場した高橋社長はこう言います。

「どぶろく」も「にごり酒」も、本来は造り手の良心が宿った飲みもの・・・・と。

市場にはあまりにも沢山の種類のお酒が出回って、それがかえって日本酒から消費者を
遠ざけてしまうこともあるかもしれません。

お酒に宿る心と出合えるのが「どぶろく」「にごり酒」。

温故知新・・・「どぶろく」「にごり酒」にはまさにこの言葉がピッタリだと思いませんか?

皆さんも好みの「どぶろく」「にごり酒」を探してみてください。

いかがでしたか?

皆さんの貴重なご意見お待ちしております。

それでは、また。


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