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 お役立ち情報〜メールマガジンバックナンバー <彩の地酒だより Vol.20>

彩の地酒だより Vol.20 埼玉35酒蔵大試飲会 オーガニックの酒:有機米は日本酒を変えるか?

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 Vol.20
        埼玉35酒蔵大試飲会に参加 : 花陽浴,織星,琵琶のさざ波

          オーガニックなお酒とは・・・有機米は日本酒を変えるか?         

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今月は、試飲会真っ盛り。

フルネット主催の純米酒フェスティバル、埼玉35酒蔵大試飲会、その他問屋主催の

試飲会等(日酒販、廣屋国分)、吟醸酒フェスティバルも今月末に予定があります。

その中でも地元埼玉35酒蔵大試飲会に参加した事を取り上げましょう!

前回、一般消費者、業界関係者、飲食店等、試飲会時間が一緒だったのですが

今回から1部(業界関係者、飲食店)、2部(一般消費者)等に時間帯が分かれ、

余裕で試飲できました。

私の試飲感想は・・・

○神亀 小鳥のさえずり
 マイナス10で貯蔵し、飲み頃を見計らって出荷します。
 吟香をわずかに感じる軽快な飲み口に仕上がっています。

○琵琶のさざ波 すてきなささなみ
 かすかに、微発泡性を感じさせる華やかな味わいとフレッシュで
 爽やかな口当たりです。食前酒におすすめ。

○織星 純米吟醸
 無ろ過生系は、すべて完売。中でも純米吟醸は柔らかな含み香
 と酸味が調和していて食中酒向け。

○花陽浴 純米吟醸 斗瓶囲無ろ過生原酒
 春試飲したよりも、さらに熟成が進み味にまろやかさが加わり
 おいしくなりました。おすすめの一本です。

○亀甲花菱 山廃本醸造 5年秘蔵古酒
 こちらも無ろ過系はすべて完売。油料理に負けない山廃古酒
 熟成で旨味の増した、黄金色のまろやかな味わい。

と、5蔵をあげましたが、天嵐山、晴雲、寒梅等、熱心なお蔵も多数あります。

年々蔵元数が減少する中、頑張っている蔵元さんのため日々われわれも応援

しましょう!
 
さて、お次はオーガニックなお酒とは?・・・有機米は日本酒を変えるか?

前回のメルマガにもご紹介しましたオーガニックなお酒ですが、もう少しわかりやすく

皆さんにお伝えしたいと思います。

「有機米」と「日本酒」で括る(一まとめにまとめるという意味)と、結構いろんなお酒が

でてきます。

とはいえ、オーガニックな日本酒には、2つあることに注意してください。

使ったお米が有機米であるという日本酒と、醸造までオーガニックのものがあるのです。

JASの有機加工製品として認定されるためには、醸造までオーガニックではなくては

いけないという、かなり厳しいものなのです。

だから、お米だけがオーガニックであれば、認定マークはなしで、「有機米使用」という

表示になるわけですね。

有機を名乗るには、お米の栽培でも、醸造段階でも、結構手間もお金もかかるのも

事実。まず、農産物の場合、3年前にさかのぼって、化学肥料や農薬を使っていない

事が大前提になるわけで、いきなり「今年から有機にします」なんて言えない。

また、醸造段階でも化学薬品は使えないわけですから、タンクの洗浄だって洗剤を使え

ず、手洗いになる、というわけです。

しかもそれを証明するために、写真を残さなくてはいけない。

従ってオーガニック日本酒は、純米酒であっても大吟醸のような価格になる事があります

が、それなりにお金も手間もかかっているのです。

正直なところ、そこまで厳しくする理由があるのかという疑問があります。

確かに、農地の残留作業は問題かもしれないけれど、タンクの洗浄に洗剤を使えない

のはやりすぎではないか、というわけです。

それでもオーガニックを支持する理由

オーガニックな日本酒を飲んでみると、おやっと思う人が多いかもしれない。

キレよりもコクを重視した味わいのあるお酒に仕上がっているケースが多いのです。

以前、有機米使用蔵元会の会長でもある、「雪の茅舎」の斉藤銑四郎蔵元に話を

伺ったときは、「身体にいいお酒なので、3〜4日で1本を楽しんでもらいたい」と話して

いたのですが本当にそんな感じに、お米の味を大切にした味わいに仕上がっていると

言っていいでしょう。

キレのあるお酒になじんできた愛飲家にとっては、ちょっと戸惑いもあるかもしれません

が、芋焼酎ブーム後の日本人の舌には、そんなに違和感がないような気がするのです。

コクの奥にある、お酒の味わいをゆっくりと楽しむ。ほんとにスローなお酒っていうことに

なりますね。

その有機米使用蔵元会ができたのは、2年半ほど前のこと。

NPO法人ASAC(岩手県盛岡市)が第三者認定期間として働きかけたことがきっかけ。

消費者が安心して「有機日本酒」を理解し購入できる環境を整えることを通じて、

「環境と健康を主眼とした本来の日本文化」づくりを目指していくということです。

オーガニックとは、その造るプロセスももちろんですが、思想が大切だと思います。

お酒を飲むというのは、「身体にいいことだ」という考えがあって初めて成り立つものだと

思うのです。

そこで、おいしいお酒、味わいの深いお酒を、適量楽しむ。それによって、精神が緊張

から解き放たれる。それはやはり、LOHASなお酒でもあると思うのです。

今は多くの蔵が、オーガニックなお酒に挑戦しています。

それは本当に大切なことだと思うのです。何故かというと・・・

オーガニックであること、それは自然を取り戻すことになるわけですから。

日本の豊かな自然環境と親しみながら、オーガニックな地酒を味わいたい、もちろん

オーガニックな料理を肴にして。これぞまさしく「ロハス」。

そういうのって持続可能で健康的でいいなって思うわけです。

皆さんもこの機会に「オーガニックなお酒」に対する思いを語ってみたり、または実際に

味わってみては。

なんだかオーガニックに対する考えを勝手に押し付けてしまったみたいですね。

今回は、長々とした読みにくい文章でスミマセンでした。

それでは、また。


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